難敵!羽毛恐竜・・・ディノニクスその1


 作りかけのものをお見せするというのは、結構勇気が必要ですが、何となくシルエットが出来てきたディノニクスです。この恐竜を今更作るのは出遅れにも程がありますが、私の中では、高校生の頃、新しい恐竜像をイメージさせてくれた思い入れのある種で、おいそれと手を出せませんでした。
 ところで、恐竜造形のプロであるふらぎさんは、ちょうど今アラシャサウルスを作られておいでですが、ご自身のブログの中で「系統的にも、また体の大きさからも それほど緻密な羽毛は無いんじゃないかな、と 思ってヒクイドリやエミューを参考に、 バッサリした羽毛にしてみました。」とにお書きになり、そのような表現を見事にされています。
 一方で、ディノニクスは「系統的にも大きさ的にも現代の鳥類と同質の羽毛である可能性が高い」恐竜ですが、私の模型はご覧のようにボサボサ羽毛の表現です。一応自分の中では「いったん飛んでいたかも知れない系統にある動物が、再び陸上生活に適応し、羽毛はボサボサに変化した(現代の歩行性鳥類のように)」という理論武装をしています。ただ進化の過程でそのような必然性があったのかは、すみません、勉強不足で分かりません。
 それとディノニクスの頭骨は、大体こんな形でいいのでしょうか?どなたかご教授頂けますか?なにせ発見当時の復元(まるでアロサウルス)のイメージが未だに頭をかすめ、いっそベラキラプトルにしてしまおうかと何度思ったことか。知名度高いですし。
 本気で古生物界の文献もあさらないといけないですね。
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Comment

No title

ディノニクス、好きな恐竜の一つです。
頭骨の形調べてみましたが、はっきりした事が解りませんでした。チョコラザウルスの骨格だとA.E.Gさんのディノニクスに近い形をしていますが、グレゴリーポールの骨格図では前眼窩窓の上があまりえぐれていない他はベロキラプトルとそっくりです。
私も以前制作しましたが、顔はもっとアロサウルスに近い感じで、ウロコ表現でした。もう一度挑戦したい題材です。

No title

>いったん飛んでいたかも知れない系統にある動物が、
>再び陸上生活に適応し、羽毛はボサボサに変化した
ミクロラプトルのように、飛んでいた事がほぼ確定の
恐竜を除けば、羽毛恐竜を造る時は
A.E.Gさんと同じような考えですね。
私のアラシャの羽毛についても、空を飛んでいた
鳥が地上性になったエミュー等と同質な物では
無いはずなのですが、そこは考え始めると
キリがないので。

No title

デイノニクスの頭骨については、
オストロム博士の頭骨復元や、骨格標本を見る限り
ベロキやポール氏のイラストほど細い顔では無いようです。
また吻部の形の違いも大きいですね。
バランス、形状共に
A.E.Gさんのデイノニクスの物でも良いのでは。

No title

早速のコメントありがとうございます。
umr様、ぜひあのスーパーディテールで、羽毛恐竜造って下さい。
ふらぎ様、羽毛に対する考え方、近いものがあるようで心強いです。後はそれを表現出来るかどうかなんですが・・・
頭部については、やはりポール氏の復元はベロキラプトルに似過ぎと思っていました。確か同属に分類してますよね、ポール氏は。お二人ともありがとうございます。
いずれにせよ、これまでは妻のチェック以外は独りよがりで造っていましたが、こうして多くの方のご意見を頂けると、大変ありがたいです。
ビバIT革命!

No title

ポール氏はその後の著作で、デイノニクスとベロキを
別属にしていたはずです。
研究者が自説を修正する事は当たり前なので、
その点和訳に頼らなければいけない場合が多い
日本の恐竜ファンは辛いですよね
(恐竜以外の古生物ファンはさらに辛い)。
もちろん専門書が読めるくらい
英語が出来れば問題ないですが。

No title

そういえば恐竜好きでしたね。バーチャルとはいえ、自然史ミュージアムの館長さんにご就任、おめでとう!

No title

ふらぎ様  
そうですか、別属に。
いや~、勉強不足が露呈してお恥ずかしい限りです。
ふらぎさんの真摯な姿勢、見習いたいものです。

jiji様
書き込みありがとうございます。ご覧いただいているとは、
光栄ですが、妻ともども緊張です。
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