雨氷被害 本編


 わが家の窓から見たカラマツの木立。先日の雨氷で木々はご覧のように氷に包まれています。滅多に見ることのできない、美しい光景です。
 ただ、人の目には美しいのですが、樹木にとっては大変な災難のようです。今回は本当に沢山の木々が、氷の重みで折れてしまっています。ドングリの沢山なるコナラも、奇麗な白樺たちも…。

 さて、私どもの事。一昨日の朝、既に雨氷によりいたる所が凍りついていました。実は2台ある車のうち1台の調子が悪く思案していましたが、その日はちょうどタイミングが合い、妻の運転で職場に向かいました。夕方用事が済んだ妻に迎えに来てもらう算段です。
 実はこの時点で、家の周りでは大きな枝がバサバサ落ちており、それを退かしつつの走行でした。まぁそれでも大きな道路に出てからはとくに問題はなし。
 そして夕方6時過ぎ、予定通り妻が私の職場に到着。このまま家に帰って、犬にご飯をあげて、夕飯をとって、論文を仕上げようかと、つまりは極普通の日常が待っているはずでした。

 薄曇りで、若干雪が舞う程度の天気でしたが、つづら折りの登り道を越えると、突然「通行止め」の看板が。警備員の方もいて「倒木のため通れません」とのこと。仕方なく、あまり道路状況の悪い日は使わないやや細い道を行くと、そこにも「通行止め」の文字が。近くの友人の家を訪ねて事情を聞いてみると、とにかくどこもかしこも倒木で、わが家に通ずる道は全て封鎖!
 夫婦二人ならあきらめますが、家には犬犬とカメが。そもそもこの騒ぎでは、家そのものが無事かどうか。
 そこで同じ別荘地に住む方に電話してみると、やはりわが家の一帯は酷い状況とのこと。事情を説明すると、とにかく来れる所まで迎えに来て下さると。私達は先ほどの友人から懐中電灯と上着を借り、歩いてわが家を目指すこととしました。既に8時過ぎの暗闇。
 幸い気温はそれほど低くなく(0℃前後)、私の足で30分程度の登り道。捨て置く車は気になりましたが、なんとなく高揚感も。しかし妻は体調がいまひとつでやや遅れ気味。しかもしばらく行くと、道路に横たわる巨木の列が。そして、その下には、ひしゃげた軽自動車が…。これは通行止めにもなるわけです。さらに暗闇からは、木の折れる音が絶え間なく聞こえてきます。
 しばらくして横道から聞こえたエンジン音が、私達を迎えに来てくれた方の車だと分かった時は、やはりホッとしました。
 
 幸い家は無事。犬たちもカメも元気でした。しかし停電はその後も何度かありますし、折れそうな危険な木も沢山残っています。まだまだ油断出来ません。電柱もこんなです。


 という訳で、昨日は30分歩いてから出勤。復旧作業も大変そうでした。ご苦労様です。友人や迎えに来て下さった方にも感謝。
 本当に、キラキラで奇麗なんですけどねぇ。
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Comment

No title

すごい体験ですね。写真だけ見ていると本当に美しいなあと思うのですが、自然の脅威とは想像を絶するものですね・・・。

No title

確かに、本当に奇麗なんですよ。ひと段落してから来た観光客の方たちは、盛んに写真を撮っていました。
気持ちはよーく分かります。
そちらもお身体気をつけて。
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