本体は放棄か? ・・・ディノニクスその5



 本体が完成しないまま、展示の台だけほぼ完成。なんだかそういう気分なんですよ。ちなみにイメージとしては・・・
「ある雨の日、林の中を歩く捕食動物ディノニクス。彼の気配は雨の音にかき消されていた。普段は用心深い小型の哺乳類も、捕食者の存在に気付かず、巣穴から顔を出す。その瞬間、偶然両者が見合い、一瞬の緊張が生まれた」
といった感じです。もっともこの写真では主役が写っていませんので、なんのことやら分かりませんね。また、「雨」の表現を模型に施す勇気は持てないので、将来的にはC.GでそれらしくしてH.Pにて公開するつもりです。
 ただ結果的に、以前『Hobby Japan』誌上で発表されている、松村しのぶ氏のベロキラプトルと、模型としての構図がやや似たものとなってしまいました。いつもコメントを下さるumr様も、ご自身のブログで悩んでおられましたが、古生物の場合でも、その生物の特徴、生態、生息する環境等を考えていくと、意識せずとも過去の作品に近いものも出来てしまうようです。難しい点ですね。
 なお、人気(?)の哺乳類くんは、この時代にも生息した多丘歯類(目)というグループに属したものと想定しています。これは現生の哺乳類(単孔目・有袋目・真獣類)とは別の流れにあり、第三紀には絶滅したとされるグループですが、現在の齧歯目に似た形態をしていたようです。また詳しい説明は省きますが、もしかすると彼らは卵を産んでいた可能性もあるそうで、この巣穴の中は卵があるかも知れません。哺乳類も実に奥が深い。
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Comment

No title

おおっ、ベースが完成してる!
植物の元気な感じや地面の湿った感じが見事です♪
何かに似てしまう事に関しては、復元画まで入れたら使われていないネタや構図は無いのではないかと言う気がしてきました、、悩ましい問題です。
音楽の世界でもよくありますよね、時分で作ったのに他の人のと似てるって言われる事が。何となく彼らの切なさが分かる様な気がします。(私の場合、種類も同じなのでもう笑うしか無い常態ですが、なっちゃった物はしょうがないので気合い入れて作る事にしました。)

No title

umrさんの場合は、最初から気合い充分ですよ。見る者に有無を言わせない領域に入っていると思います。
ベースが完成したことで、自分の中では恐竜のイメージがよりはっきりしてきました。私ももう悩まず突き進みます。

No title

上もがんばってくださいー。このほ乳類くんにも色がつくのを楽しみにしてまーす!

No title

おじさんも色々忙しく(本当は楽なところから片づけるので)、恐竜さんよりも哺乳類くんが先に完成となるでしょう。でも大きさせいぜい1.5cm、巣穴に隠れる下半身は多分作ってもらえないような不遇な子です。あまり期待しないでね。
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