気がつくと黒曜石

 黒曜石! すでに旧石器時代から、石器の材料として利用されてきた、黒く光るガラス質の石。
 学生時代に、長野県長和町(旧長門町)の星糞峠にある縄文時代の黒曜石採掘址の発掘調査に参加して以来、いやもっと言うと、祖母の家にあった黒曜風呂※で遊んでいた頃から、きっと多分、黒曜石が好き。ちなみに、好きな石は黒曜石と翡翠(と称されるもの)くらいで、あとはよくわからにゃいというか別に興味ないのですが。
 まぁ翡翠につては手に負えないので何もしていませんが、黒曜石については、そこに軸足を置いたレポートや論考を少しは書いてきています。私の住む八ヶ岳周辺は、この黒曜石の産地でもあるわけですからね。
 そして先日、その存在は知っていたものの実際には目にしたことのなかった、浅間山山中の軽井沢町大窪沢にある黒曜石露頭に案内して頂きました。

IMGP3092.jpg
露頭。

IMGP3097.jpg
顔を出す黒曜石。

 圧倒的迫力。足下に散らばる無数の転石。珍しく、私も感動しました。
 もっとも、ここの黒曜石は不純物が多く石器石材としてはB級なのですが、そんなの関係ねぇ。なんかこう、グッときます。

IMG_6958.jpg
 で、おりもおり、先日行くことの出来なかったシンポジウムの資料を、M坂さんより手配して頂きました。内容は、もう自分などはとても追いつけない方々の世界なのですが、勉強くらいは出来るはず。
 そしてこれがまた、編集中の新刊にも作業中の諸磯式土器の遺跡にも直結する内容となります。もっとも、どう考えても物理的に時間が足りませんので、活かせるかどうかは疑問ですが…い、いや、活かすぞコンチキショー!

 なお、根性論は嫌いです

※黒曜風呂…旅館でもあった祖母の家には大きな浴室があり、背面の壁には沢山の黒曜石が埋め込まれていた。
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テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

Comment

No title

黒曜石シンポジウム、ひょんなことから出席してきました。
「イノシシ印の黒曜石ブランド」のことは、時間の制限もあったのでしょうか、あまり詳しく触れられなかったのですが、大工原先生は黒曜石の流通について熱く語っておられましたよ。
オブシディアン・ラッシュという言葉も初めて聞いたのですが、なんかこう、暗黒面に落ちたシスの語感もあって、面白いですね。(ちょっと違う?)

おぉ、行かれていたんですね。
大工原先生、大活躍だったとか。

ダークサイドとは思いませんでした!
確かに黒いですね。
悪しきForceが漂っていそうです。
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