「ハツカネズミが心安く遊んでいれば、そのままそっとしておいてあげる」

 本日は、私にとって今年最後の夏休みでした。原稿に追われ慌ただしいものの、庭に鹿が来たり、ベランダに栗が落ちていたり、そんな時間を過ごしました。そして、急にある言葉を思い出しました。



『知の再発見双書20 アメリカ・インディアン 奪われた大地』という本から。
「インディアンの族長がペンシルバニアの知事に対していったことば・・・
 われわれはおだやかなことを好む。ハツカネズミが心安く遊んでいれば、
 そのままそっとしておいてあげる。
 風が吹いて木々がざわざわと鳴っても、われわれは少しも怖くはない。」

 もともとの出典は分かりませんし、いくつかの訳を経ているはずですから、あるいは違うニュアンスも含まれていたかもしれません。しかし、単なる消極的な優しさのみではなく、奥底にある心の強さが感じられます。
 他人を脅すような猛々しい言動をとるよりも、集団で誰かを取り囲むよりも、よほど強い人の言葉だと思います。そして、より知的でクールでエレガントな人物像が浮かびます。
 ただそれだけに、歴史の中で彼らがたどった運命を思うと、強く胸を締め付けられるのも事実ですが…。
 
【出 典】 
アメリカ・インディアン―奪われた大地 (「知の再発見」双書 (20))アメリカ・インディアン―奪われた大地 (「知の再発見」双書 (20))
(1992/07)
フィリップ・ジャカン

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