考古学の可能性(なの?)その2 考古学に胸を張る

 既にお伝えしましたが、おかげさまをもちまして、『栃原岩陰遺跡縄文体験フェスティバル2014』無事終了いたしました。
 ご参加頂いた方にはもちろんですが、準備から地味な仕事をお手伝い頂いた村の方々、大雨の中テント張ってくれた学生諸君、当日突然手伝わされた関係者の方々、遠くから応援に来てくれた幹事長(?)、差し入れを下さった皆さん、お一人お一人のお名前は挙げきれませんが、心より感謝申し上げます。
 
 さて、この一連の事業の中で私なりに考えたことを記しておこうと思います。
 
 突然ですが、最近皆さんの身近でも、「近頃の若者は…」とか、「これだからゆとり世代は…」なんていう言葉が聞こえてきませんか?
 いやいや、でも実際は、今の若者だって決して捨てたもんじゃありませんよ。少なくとも、今回を含め私が一緒に仕事をした考古学専攻生で、真面目に考古学に取り組んでいる若者たちは、本当に頼もしい限りです。
 汚れる仕事も疲れる作業も率先して行い、少しの指示でもきちんと考えて動いてくれます。もちろんどんな分野でも、懸命に取り組めば同じだと思いますが、日頃から考古学に立ち向かう彼、彼女らは、きっと発掘現場などで先生や先輩たちから正しい指導を受けて、自ら考え行動する訓練が出来ているんだろうと思います。
 このブログをご覧の人事担当者の方(居ないだろうけどね)、ぜひ考古学専攻生、採用したらよろしくてよ!

 それから、今まで自分が行ったり、他所で参加したりしての思いですが、ここらでしばらく、縄文人の真似は止めてみようかなと。いや正直、自分自身が「縄文時代ってこうなの?」という疑問を抱きつつ行事を行うのが、時に疲れるんですよね。
 無論そういったイベントを否定する気は毛頭ないのですが、実際各地で溢れている中、こちらの独自性を出すという意味においても、私は私で、もっと考古学という学問を知ってもらう企画をひねり出したいのです。参加した方に「考古学者ってカッケー!」と感じてもらえる体験を提供していきたいと思うのです。
「子どもの憧れの職業、第3位が考古学者」って、憧れるじゃないですか(笑)

IMG_5021.jpg

 いや、自分のことはさておきですが、先に書いた学生諸君も含め、考古学者、かっこいいですよ。
 まぁこういうこと言いますと、「実際は事務仕事が多くて…」とか「予算がないから自費を削って研究して…」とか言う人がいますし、実際それもそうなんですが、こちとらそんなことは百も承知、というか、勤務内で考古学に触れられる時間もわずかな中で右往左往しているんですから。でも言いますよ、「考古学者は、みんなかっこいいぜ」。

 いちいちは書きません。しかし、こんな世相です。真実の歴史を学ぶ考古学って、きっとますます重要になると思うのです。私たちの好きな考古学を通じて、過去を振り返りながら未来を考える人を増やせればと。

 あぁ、偉そうですみません。原稿書きま…す。

関連記事

Comment

非公開コメント

被災していない私たちの手で
(公社)日本愛玩動物協会
妻が長野支部の事務局長を務める団体の協会本部で、被災動物救援活動を行っています。
ようこそ A.E.G Cafe へ

A.E.G

Author:A.E.G
ここは標高1200mにある
「A.E.G自然史博物館」の喫茶室です。
ごゆっくりおくつろぎ下さい。

関連サイト
カテゴリ
館長のつぶやき
最新コメント
おじゃまいたします
主に古生物について
ふらぎ雑記帳
タブリンの窓
umrおかめ通信
左上腕骨内側
ヤマモト生物模型作業週報

主に犬について
犬3頭と夫婦のノンビリ生活
座敷わらし犬とうさぎガーデン

主に考古学について
八ケ岳だより
日々のできごと、ときどき考古学

お友達のブログ
Lotus Root Design
めいのはま日記
縄文遺跡の上にある「富山県朝日町」お散歩日記
ぽこぽこ手帳

NATIONAL GEOGRAPHIC NEWS
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログ内検索
RSSリンクの表示