対決!タルボサウルス vs タルボサウルス!

 本日は消防星人との対決で大変疲れましたが、お風呂とコーヒーで復活。さぁ奥さん、お待ちかね、ついにタルボサウルス製作の再開ですよ!

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 そもそも年末に大阪に行った目的の一つは、前述の企画展「モンゴル恐竜化石展」で販売されている、徳川広和氏原型によるタルボサウルスの模型を手に入れることでした。彼の作る模型は、鋭い観察力と綿密なリサーチ、さらに最近では研究者の方の監修等により、多くの部分で正確に造られたものです。つまりその模型と比べれば、私の復元がどの程度のものか(上手い下手とは別の意味で)、分かるかも知れないという考えがありました。で、早速比較であります。

 いや、彼の作品と比べるというのも図々しいのですが、友情パワーで許して下さい。あ、もちろん白い未完成のが私ので、黄色い方が購入した製品です。

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真横から。大きさは偶然ですがほぼ同じ。偶然です。ポーズはもちろん違いますが、私のは恥骨が少し長めかな。

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顔。私のは明らかに鼻面が短いですね。ティラノサウルスっぽいかもしれません。

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前肢。今度はが逆に私のが長め。手首の関節も、徳川さんのものははっきりしています。

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後脚。太ももから尻尾方向に伸びる筋肉が違いますね。私の方が貧弱。

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上から。割と似ている?

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下から。これも結構近い。でも足の出し方が真逆(笑)。

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こうして見ると、仲良し夫婦?

 さて、全体を通して私なりの感想ですが、思っていたより似てました(笑)。「同じものを作ってるなら、それは似るでしょ?」というそこの奥さん。そうでもないんですよ。
 古生物の復元で、唯一無二の正解はなかなかありません。資料の集め方(どんな資料を使うか)や、その用い方(どこまで信頼し採用するか)、そして自分なりの解釈や想像(例えば恐竜の場合、筋肉の大きさや、関節の角度、羽毛の有無、もちろん体色)、その他様々な要素により、異なった表現となることはしばしばです。
 今回の場合、その原因を挙げれば思い当たるのですが、例えば鼻面の長さや前肢の大きさなどは、おそらく徳川さんの物がより正解に近いと思われます。よって、この後あっさり真似します(笑)。もちろん根拠を理解してですが、基本的に彼の復元は信頼するに値しますのでね。

 ということで、天にツバ吐く記事でしたが、これでまた燃えてきました。大阪では相方のサイカニアの写真もたっぷり撮りましたので、モンゴリアン恐竜コンビ、楽しんで作ろうと思います。
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テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

Comment

タルボちゃん

体毛はどうするんですか〜?
羽毛に覆われた恐竜さん、私は好きです。

No title

asahiさんがそうおっしゃるなら、
もしゃもしゃと生やしましょう。

(理由、軽っ!)
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