大阪の旅 モンゴルの恐竜を観る幸せ「これ、骨なんじゃね?」

 さて、大阪の旅2日目。今度は古生物三昧ですぞ(あえて恐竜と書かないところがシャレオツ)。

 今回の旅のもう一つの目的、それは大阪市立自然史博物館で開催中の特別展『発掘!モンゴル恐竜化石展』を観ることでした。さらに実は今回、あの徳川広和さんと一緒なのです!その経緯は次回に書きますが、とにかくそういうことなのです。

 では早速、展示につて。今回の展示品は、林原自然科学博物館とモンゴル科学アカデミーの研究チームが、ゴビ砂漠での発掘調査で発見したもの。とにかくまず特筆すべきは、全ての化石について、その保存状態の良さが尋常ではないということ。これまで私の中には「ちゃんと作ってあれば、レプリカでもいいんじゃね?」という考えもあったのですが、これが覆されました。以下、写真とともに、観たままの感想を書き連ねます。

IMGP9353.jpg
サスロロフス。大型のハドロサウルス。これ、化石ですよ、化石。

IMGP9355.jpg

IMGP9357.jpg
おなじみヴェロキラプトル。なんでしょうかこの状態の良さは。内部には食料にしたらしい翼竜の骨があるんですって!

IMGP9358.jpg
プロトケラトプスの幼体×15体。何これ! 皆さん、これ、化石ですよ、化石(二回目)。

IMGP9362.jpg
幼いタルボサウルスの頭骨。完璧。

IMGP9366.jpg
同じくタルボサウルスの後脚。もう骨みたい!これ、化石ですよ、化石(三回目)。

IMGP9375.jpg
サウロロフス上腕骨。「これ石器で付けた傷みたい」と間抜けなことを言ったら、実はタルボサウルスの歯でかじられた痕ということで、徳川さんに褒めてもらいました(笑)。

IMGP9387.jpg
オヴィラプトル類の腰付近。後肢、完全に関節してますやん!これ、化石ですよ、化石(四回目)。

IMGP9394.jpg
プロトケラトプス…。100年くらい前の骨じゃないかと…。これ、化石ですよ、化石(五回目)。

IMGP9401.jpg
現在作成中のサイカニア。その名の通り美しいっす。

IMGP9412.jpg
イグアノドン。思わず「これはモンゴルの遊牧民の馬の骨ですね」と言ってしまった。

IMGP9417.jpg
獣脚類のたまご。孵化するかもしれません。

IMGP9429.jpg
問題の足跡化石。なにが問題かは、またいずれ話題にします。

IMGP9432.jpg
そして、愛するタルボサウルスのリアスタイル。
正面は無し? お願い、観に行って下さい!!


最後に…。
IMGP9433.jpg
 このまるで「骨」のような「化石」が観られるのは、ゴビ砂漠の自然環境や、置き換わった鉱物が白色であるとうのも大きな理由なのだと思います。
 しかし忘れてはならないのは、プレパラーターと呼ばれる方々の、化石をクリーニングし取り出していく技術力の高さです。この日も実際に林原研究所の方が、見学者の前で作業を実践されていましたが、こういう技術の育成や継承も、日本の博物館の大きな責務ではないでしょうか。
 もちろんこの他にも沢山の素晴らしい資料を観ることが出来ます。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。

 あ、もちろん買いましたよ。あれ、フフフ…。

次回予告:全開友情パワー!大阪の夜編  お楽しみに!
関連記事

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

Comment

非公開コメント

被災していない私たちの手で
(公社)日本愛玩動物協会
妻が長野支部の事務局長を務める団体の協会本部で、被災動物救援活動を行っています。
ようこそ A.E.G Cafe へ

A.E.G

Author:A.E.G
ここは標高1200mにある
「A.E.G自然史博物館」の喫茶室です。
ごゆっくりおくつろぎ下さい。

関連サイト
カテゴリ
館長のつぶやき
最新コメント
おじゃまいたします
主に古生物について
ふらぎ雑記帳
タブリンの窓
umrおかめ通信
左上腕骨内側
ヤマモト生物模型作業週報

主に犬について
犬3頭と夫婦のノンビリ生活
座敷わらし犬とうさぎガーデン

主に考古学について
八ケ岳だより
日々のできごと、ときどき考古学

お友達のブログ
Lotus Root Design
めいのはま日記
縄文遺跡の上にある「富山県朝日町」お散歩日記
ぽこぽこ手帳

NATIONAL GEOGRAPHIC NEWS
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログ内検索
RSSリンクの表示