行きて帰りし大阪物語・考古編 巨大古墳、八ヶ岳の土器、環濠集落とマンホール

 さて、ようやく大阪の旅本編その1・考古編です。今回は色々なタイミングと友情パワーに導かれ、「えぃ!」という感じで出発を決めました。信州から夜行バスで、いざ大阪へ!
IMG_1771.jpg


 どうせ大阪に行くんですから、考古学研究者としてこれは見ておかないと行けない場所、百舌鳥古墳群へ。恥ずかしながら初見。

IMGP9216.jpg
 阪和線百舌鳥駅を降りて歩道橋を渡ると、こんもりとした小山が。いや、違う。こ、これが古墳か…。

IMGP9217.jpg
 そうです。言わずと知れた、墳丘の長さ486mを誇る世界最大の前方後円墳、大仙古墳(仁徳天皇陵)。その前方部正面に着きました。5世紀中頃に造られたとされています。いや、本当に、山なんですけど…。
 とりあえず一週してみましょう。

IMGP9223.jpg
 周辺には陪塚と呼ばれる小墳が点々と。但し、必ずしも人が埋葬されているわけではないんだとか。

IMGP9224.jpg
 所々にこんな案内が。親切ですよね。

IMGP9226.jpg
 はい、入りません。

IMGP9230.jpg
 釣りもしません(笑)。

IMGP9229.jpg
 仁徳天皇の妃、磐之媛命の歌碑。そのラブラブぶりに、思わず赤面。

IMGP9235.jpg
 古墳西側のお宅は、古墳から昇る朝日を見るんでしょうね。

IMGP9238.jpg
 後円部(古墳北側)から。遠〜くに、金剛山?が、かすかに見えました。違う山だったら、ご教示下さい。

IMGP9240.jpg
 古墳の周りには、なぜか猫ちゃんが沢山。

IMGP9244.jpg
 怖い柵。

IMGP9253.jpg
 でも、猫は出入り自由だニャン。

IMGP9254.jpg
 なるほど、二重の掘りを思わせる箇所も。実際は三重ですが。

IMGP9255.jpg
 ゆっくり写真を撮りながら歩いて、ほぼ1時間。月並みな感想ですが、でかさ、半端ねぇっす。一体どんな力を持った人物が、こんなものを…。

IMGP9318.jpg
 こちらは3番目の大きさを誇る上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)。私的には、なにやらこちらの方が、何かを秘めている感が…。掘りの外では小鳥たちが戯れていました。百舌鳥ではないけれど。


 続いては、隣接している堺市博物館を見学。
IMG_1775.jpg
 あ、実は全くのノーマークでした。ちょうどやっていたんですね、文化庁の速報展。ていうか、知ってろよ、俺!
 おかげさまで、2倍楽しめました。


 午後はさらに南下して阪和線信太山駅で下車。
IMG_1777.jpg
 このとき開催中だった、大阪府立弥生文化博物館の企画展「縄文の世界像-八ヶ岳山麓の恵み-」(既に終了)を見学しました。
 そもそも今回の旅は、普段見慣れており研究対象でもある八ヶ岳の縄文中期の土器達が、関西の地でどんな捉えられ方をしているのかを知りたいという気持ちで思い立ったものでした。
 中では写真を撮っていませんが、とても良い展示でした。解説も最新の情報を取り入れていて、素晴らしいものでした。祖父藤森栄一もご紹介頂き、ありがとうございます(笑)。
 ただ、図録が売り切れだったのが、残念。

IMG_1776.jpg
 ちなみに、駅から博物館へ歩く途中、、ナイスなマンホールを発見。

IMG_1779.jpg
 そして、すぐ北側の池上曽根遺跡へ。今度は弥生時代の大環濠集落です。

IMGP9333.jpg
 復元された大型掘立建物と「大井戸」。普通ではない、という素直な感想しか言えません(笑)。

IMGP9345.jpg
 同じく不思議なサヌカイト埋納遺構。サヌカイトというのは古くから石器に使われる石材ですが、この遺構、ブックレットによると、今日では「サヌカイトで何かを包んで埋めた跡」と考えられているそうです。さらに不可思議。

 弥生文化博物館の常設展示も合わせ、うーむ、弥生時代、完全になめてましたね。本当にすみませんでした(笑)。


 最後に、突っ込ませて下さい。
IMGP9306.jpg
 何でやねん!!



 というわけで、古墳、縄文、弥生と、実に盛りだくさんで素敵な刺激を受けた旅の一日目でした。そして旅は、ここから思わぬ方向へ向かうのです(本当か?)

次回予告:モンゴルからの使者!燃えろ古生物編
関連記事

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

Comment

なんでやねん!!
本当だ。

No title

不思議過ぎますよね(笑)。
でも興味深いと言えば興味深いです。
非公開コメント

被災していない私たちの手で
(公社)日本愛玩動物協会
妻が長野支部の事務局長を務める団体の協会本部で、被災動物救援活動を行っています。
ようこそ A.E.G Cafe へ

A.E.G

Author:A.E.G
ここは標高1200mにある
「A.E.G自然史博物館」の喫茶室です。
ごゆっくりおくつろぎ下さい。

関連サイト
カテゴリ
館長のつぶやき
最新コメント
おじゃまいたします
主に古生物について
ふらぎ雑記帳
タブリンの窓
umrおかめ通信
左上腕骨内側
ヤマモト生物模型作業週報

主に犬について
犬3頭と夫婦のノンビリ生活
座敷わらし犬とうさぎガーデン

主に考古学について
八ケ岳だより
日々のできごと、ときどき考古学

お友達のブログ
Lotus Root Design
めいのはま日記
縄文遺跡の上にある「富山県朝日町」お散歩日記
ぽこぽこ手帳

NATIONAL GEOGRAPHIC NEWS
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログ内検索
RSSリンクの表示