またもや閑話休題・ピューマとフォースの導き、そして天空の夕暮れ

★後日詳しくレポートしますが、自宅iMac(Late2009)に、新OS Mountain Lionをインストールしました! ちょっと、すったもんだもありました、けどね(笑)。

★この本が、とっても面白いです。仲良し親子で良かった良かった。
IMG_1090.jpg

★出張の帰り道。標高2000m、麦草峠付近の夕暮れ。
IMG_1093.jpg

予告:次の記事はまた、ちゃんと考古学ですよ。

たまには真面目に、縄文時代中期の研究によせて その2

 縄文時代の植物利用を押し進める研究の一つが、近年話題のレプリカ法による種子圧痕の検出。これは、土器に残された種子等の圧痕にシリコンを注入し、それを顕微鏡で観察することで、その時確かに存在した植物を同定するという研究です。もしもこの種子が、栽培植物のものであったら…。

 実は先日、この研究のパイオニアの1人である、山梨県の中山誠二さんより、その手法を教えて頂く機会を得ました。
 以前お会いした際に、このブログでも度々紹介している南相木村の大師遺跡出土の縄文土器(前期後半諸磯b式土器)に、それらしい痕があるとお話ししたところ、わざわざお越し下さったというわけです。

IMG_1061.jpg

 実際の作業自体はそれほど難しいものではないのですが、なにせ土器を一点一点見て行く必要がありますから、時間と根気が必要とされます。
 この努力無しでは、前回書いたマメ類利用の可能性は見えて来なかったわけですし、今後も続けて行く必要があるはずです。

 前期から中期へ、その流れのイメージを、この遺跡を通して考えたいと思います。
 (中山さん、ありがとうございました)

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

閑話休題 雷と犬とMacのこと

 「考古学で3つ書きます」という舌の根も乾かぬうちに、別の話題を少々。

★外は雨。稲光が凄いのですが、雷鳴はほとんど聞こえません。どこかで嵐でしょうか。

★犬犬兄妹は同じ格好で昼寝。仲が良いですねぇ。
IMG_1086.jpg

★自宅のiMac(Late2009)に、新OS Mountain Lionをインストール。地味目なバージョンアップですが、地味に楽しいですよ。特に「メモ」が素敵アプリです。新御三家(?)であるNumbers、Pages、KeynoteのiCloud対応もいい感じ。
そして、iPhoneを買った妻に、あらたな動きが。まさか、あれを買うのか?ゾックなんてもんじゃないですよ!

テーマ : 犬猫のいる生活
ジャンル : ペット

たまには真面目に、縄文時代中期の研究によせて その1

 暑い日が続きますね。さて、予告したものも含め、珍しく考古学を考える内容です。3回程(多分)お付き合い下さい。

 まずは、かなり時間が経ってしまいましたが、6月22・23日に行われた、長野県考古学会50周年記念のプレシンポジウム「縄文時代中期の植物利用を探る」について、私なりのまとめ、というか感想です。

 タイトル通り、縄文中期を中心とした植物の利用について、数多くの研究者にその最先端の成果を披露して頂いた本シンポジウム。学んだことは非常に多いのですが、中でも以下の2点については、ほぼ共通認識が持てたのではないでしょうか。
 まず、少なくとも縄文早期後半以降、豆類(ダイズ・アズキ類)の利用があり、特に中期以降は何らかの栽培(管理)が行われていた可能性が高いこと。そしてクリ・クルミが重要な樹種であり、その管理の可能性があること。
 確かにたったこれだけのことかもしれませんが、ここに至るまでに、それこそ 1960年代に藤森栄一が唱えた所謂「中期縄文農耕論」以降、数々の研究者が追い求めて来た縄文中期の人々の生業の姿が、ようやく考古学的事象から見えてきたと言えはしないでしょうか。

IMGP8507.jpg

 さて、その豊かな物質文化や遺跡数の増加現象などから「繁栄の時代」とも言われる中部高地の縄文時代中期。例えばマメ類に関して、当地域で発見の事例が多いということを、私はその文脈の中に置いてみたくなるのです。
 もちろん、現時点で生活全般をマメやクリなどの植物栽培(管理)の枠で考えるのは早計でしょうし、あるいは真実を見失うかも知れません。加えて、これは当日の討論でも話題にしましたが、今回のような成果を出すためには、高い意識のもと、発掘調査の行程の中に新しいプロセスを加えて行かなければなりません。これを全県、あるいは全国的に同じレベルで行うには、まだまだ相当な努力が必要でしょう。
 
 果たして、中部高地の縄文中期は「繁栄の時代」だったのか。そしてもしそうであれば、植物の利用はどの程度の役割を果たしていたのか。今後、植物学的なアプローチのみでなく、蓄積のある土器の研究、石器の研究、その他の遺物論、さらには遺跡の立地や構成、集落論などが重層的に語られる中で、真実に近づけるのではないでしょうか。
 以上、私なりの感想と、今後への思いでした。

 次回予告:マメ圧痕探し実践編!

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

白亜紀→縄文時代→宇宙世紀?

 机の上が、白亜紀と縄文早期と同じく中期で混沌。これに山城も加えねばならぬのか。まさに、カオス…。
 


注:本日の記事に、宇宙世紀は含まれておりません。

今年の螢は…

 今年も庭に、ホタルブクロが咲きました。

IMGP8848.jpg

IMGP8852.jpg

 放流問題で少し話題のホタル。もちろんホタルにはなんの罪もない。
 またわが家にも、螢が来るといいな。

季刊 考古学 第120号にて

 手前味噌ですが。

IMG_1069.jpg
 
 3月に発表した拙文「鉱物分析を利用した縄文時代中期中葉における同一系統土器の伝播経路 -尖石遺跡蛇体把手土器の子孫達 その2-」について、『季刊考古学』120号の「論文展望」で取り上げて頂きました。
 ただし、自分で書いた文章を自分でまとめるというのも、なんだか照れくさいものですね。

 そろそろこの研究も、次のステップにつなげたいものです。資金調達も考えるべきでしょうかねぇ(ガ◯プラ売るとか?)

季刊 考古学 第120号季刊 考古学 第120号
(2012/07/25)
中井 均

商品詳細を見る

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

話します、釣ります(尖石縄文考古館縄文ゼミナール・北相木村考古博物館 縄文式釣針を使ったマス釣り体験)

 恐竜も大好きですが、本職考古学のお知らせです。

★尖石縄文考古館第3回縄文ゼミナール「尖石遺跡 蛇体装飾把手土器の子孫たち」
 日時:平成24年9月22日(土曜日)午後1時30分から午後3時
 私が縄文時代中期土器の拡散の様子についてお話しさせて頂きます。
 先着80名だそうです。詳しくはこちらから


★北相木村考古博物館 縄文式釣針を使ったマス釣り体験
 日時:平成24年8月12日(日曜日)午前9時から
 シカの骨を使った釣り針作りとマス釣り体験です。
 申し込みが必要になります。詳しくはこちらから

 どちらも、よろしくお願いしま〜す

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

恐竜王国2012 PRESSレポート!

 突然ですが当ブログ、最近のパターンとしてTwitterで先行しその後に記事としてアップということが多いですね。ですから既にご承知の方も多いかもしれませんが、昨日、幕張メッセで開催の「世界最大 恐竜王国2012」内覧会に行ってきました。
 内覧会? そうなんです、内覧会。つまり一般公開前にマスコミや関係者向けに行うお披露目会ですね。で、なんと私のホームページをご覧になった主催者側の方から、その招待を頂いていたのです。

 新幹線で東京駅へ。そして海浜幕張駅に向かう京葉線に乗り換え。途中、葛西臨海公園だの舞浜だのを通ると、昔の甘酸っぱい思い出が甦ってきますが、それはさておき、幕張は高校生以来かな。あの時もそう、恐竜を見に行ったんでしたっけ。私が初めてティラノサウルスの全身骨格を見たのは確かこの時。父親に借りた一眼レフカメラをさげて、きっと目がキラキラキラキラキラキラ、キラキラキラキラキラキラしていたんだろうなぁ。あ、しまった、また昔の話(笑)。

 さて内容ですが、中国で見つかった例の羽毛恐竜、ユティランヌスをメインに、大型ティラノサウルス類にも羽毛があったんではないかという考え方を採用しています。さらに恐竜類自体、かなり古い段階から羽毛があったとも。
IMGP8686.jpg
ケラトサウルス。こんな古いタイプの獣脚類にも羽毛!個人的に一押しの復元。

IMGP8712.jpg
さらに鳥脚類のプシッタコサウルスにも羽毛。ヒナ、可愛い。

 まさか生きているうちに、こいつらに毛を生やす展示が見れようとは。長生きはするものですなぁ。この他にも羽毛の生えた復元模型が多数ありますので、かなりインパクトありますよ。

 そして、やはり中国で発見された、大型のハドロサウルス類、フアシアオサウルスとズケンゴサウルス、本当に大きいです。これはびっくりです。やられました。
IMGP8729.jpg
写真はフアシアオサウルス。立ってるし!

 ただ私のような素人が見て、若干の疑問点(中国の展示では普通なのかもしれませんが、ちょっとポーズとか骨の関節がアレだったり、ティラノサウルス類の肩甲骨の位置がエー?だったり)については、私ももう大人ですからどうのこうの言いません。言いませんよ、言いましたが(笑)。きっとこの辺りは、監修の皆さんと展示上の制約との間にジレンマもあるのでしょうね(偉そうですが、私も分野は違えど、一応学芸員ですので)。

 それはともかく、見る機会があれば見た方が良いに決まってますよ。レプリカ化石も含めてですが、最近話題の各地の著名な恐竜が一度に見られますので、お得感もあります。もちろん、図録も素晴らしいです。
 特に個人的には、ティラノサウルス類の小型種を一度に見れたのが嬉しかったですね。写真ばんばん撮りました(ざっと230枚)。

IMGP8763.jpg
こいつはテラトフォネウスという小型のティラノサウルス類。初めて見ましたが、カッコイイ!

 
 

 しかし最大の謎は、この私が、プレス、つまりマスコミの方々と同じ扱いをして頂いたということ。なんか、本当によかったのでしょうかね?
IMGP8841.jpg


【お土産】
IMGP8843.jpg
 最近では珍しく、恐竜の本購入。
 右側は『サバイバルガイド 恐竜』(大日本絵画)。所謂「飛び出す絵本」ですが、洒落っ気が素敵。将来真似したい部分が沢山あります(笑)。
 左側は『世界恐竜発見史 恐竜像の変遷そして最前線』(ネコ・パブリッシング)という、言わばビジュアル版の学史(研究史)の本です。考古学もそうですが、学史を知ることは重要ですし、歳のせいか最新学説より興味深かったりして。
 中央は、おなじみ小田隆さんのイラストが付いたクリップ入れ。中身のクリップも恐竜。素敵ですね。


 さてと、あしたの勉強会の準備。しばらくは土器土器。

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

散歩道、雲と花と犬。

 犬の散歩にて、今朝の雲。
IMG_1016.jpg

 さて、昨日八島湿原に行って「さすが八島。他では見られない奇麗なお花がたくさんだね、うふふ、あはは」なんて話していましたが、灯台下暗しとはまさにこのこと…。
 毎日通る犬との散歩道に、写真を載せたものと同じ花が咲いていました。
IMG_1024.jpg
 調べてみるとキバナノヤマオダマキという種類のようですが、いかに足下を見ていないか、ですねぇ。

 せっかくなのでナヌークと記念撮影。なんでそんなに笑ってるのだ?
IMG_1025.jpg

 木イチゴも実っていました。
IMG_1018.jpg

 大雨とか猛暑とか、みなさん乗り切れますように。
被災していない私たちの手で
(公社)日本愛玩動物協会
妻が長野支部の事務局長を務める団体の協会本部で、被災動物救援活動を行っています。
ようこそ A.E.G Cafe へ

A.E.G

Author:A.E.G
ここは標高1200mにある
「A.E.G自然史博物館」の喫茶室です。
ごゆっくりおくつろぎ下さい。

関連サイト
カテゴリ
館長のつぶやき
最新コメント
おじゃまいたします
主に古生物について
ふらぎ雑記帳
タブリンの窓
umrおかめ通信
左上腕骨内側
ヤマモト生物模型作業週報

主に犬について
犬3頭と夫婦のノンビリ生活
座敷わらし犬とうさぎガーデン

主に考古学について
八ケ岳だより
日々のできごと、ときどき考古学

お友達のブログ
Lotus Root Design
めいのはま日記
縄文遺跡の上にある「富山県朝日町」お散歩日記
ぽこぽこ手帳

NATIONAL GEOGRAPHIC NEWS
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログ内検索
RSSリンクの表示